左手薬指を痛め負傷者リスト(IL)入りしているカブス鈴木誠也外野手(27)が、4日(日本時間5日)のブルワーズ戦で復帰する可能性が浮上している。地元紙「シカゴ・サンタイムズ」が伝えた。

鈴木は5月26日のレッズ戦で盗塁した際に左手薬指を痛めIL入り。1年目の今季はここまで41試合に出場し、打率2割4分5厘、4本塁打、21打点で、4月にナ・リーグの月間最優秀新人に選出された。

デービッド・ロス監督は「鈴木が戻ってくれば、いくつかラインナップに変化を加えることになるだろう。それでも、彼が戻ってきてくれたらうれしい」とコメント。

プロ野球の広島時代には2016年~21年に毎シーズン25本塁打以上を打っていた鈴木だが、メジャーに渡ってからはここまでの41試合で4発。だが、リハビリ中にプレーした3Aでは3試合で9打数4安打、1本塁打と調子を取り戻したようにも思える。ロス監督は「少しリズムが崩れただけで、それはどんな打者でも経験すること。彼は一貫性を見つけようとしているんだ」と話した。