エンゼルス大谷翔平(27)は、チームのシーズン試合数のちょうど半分となる81試合を終えている。米ESPNは3日終了時点で、今季のア・リーグMVPを独自の勝利貢献度AXEシステムから展望。大谷は同僚トラウト(141点)に次ぐ2位タイ(140点)にランクインした。他にディバース(レッドソックス)とジャッジ(ヤンキース)が同点。5位がアルバレス(アストロズ)で6位がラミレス(ガーディアンズ)となっている。

記事では「日本のベーブ・ルース」というキャッチフレーズが、渡米時点で呼ばれた誇大広告と思われたが、実際には違ったとした。また、ルースを超えて、ダブル・デューティ・ラドクリフらニグロリーグの二刀流スターしか比較しうる存在がいないとした。

ルースは1918年と1919年に二刀流をこなし、18年が野手としてbWAR(代替可能選手と比較しての勝利貢献度)で7位、投手bWARで17位、全体で4位だった。大谷は昨年、野手として11位、投手として7位で、全体ではア・リーグ首位だったとした。AXEも156で首位だった。