エンゼルス大谷翔平投手(28)が、二刀流の現状について語った。19日(日本時間20日)に米ロサンゼルス・ドジャースタジアムで開催されるオールスター戦の前日会見が18日(同19日)に行われ、各選手がメディアの取材対応を行った。

メジャーでは20年シーズンから野手と投手に加え、「二刀流選手(Two-way player)」の枠が新設された。前日に行われたMLBドラフト会議では1巡目で複数球団が二刀流選手を指名した。

-昨日のドラフトで二刀流の選手が指名されたが

どうですかね、そういう枠を作ってもらったというところが、自分としてはすごい大きかったので、入りとしては受け入れられやすいですし、それはまぁ、自分自身がどうやったかというよりは、枠を単純に作ってもらって、自分がどういうふうにやればいいのかっていう起点みたいなものを作ってもらったことが一番大きいかなと思います。

-夢を追いかける野球少年に対してひと言あれば

ひと言…。楽しんでもらえたら。別に野球じゃなくてもいいでしょうし、何ごとも楽しんでやってもらったらいいと思います。

-メジャーで最初の5年、予定通りにきたと思うか

完全に予定通りということはなかったですけど、ケガもありましたし、なかなか思うようにプレーできないシーズンもあったので。ただ、おおまかに見ると、いいシーズンが多いんじゃないかなと思う。けが自体もサポートしてくれて、自分のやりたいようにプレーできる環境をつくってもらったので、それはすごい感謝していますし、ここまでいいシーズンを続けてこられているかなと思います。