オールスター前日恒例のホームランダービーが行われ、ナショナルズのフアン・ソト外野手が初優勝を飾った。決勝でイチロー氏の秘蔵っ子マリナーズのフリオ・ロドリゲスに19-18で勝利した。3連覇を狙ったメッツのアロンソは第2ラウンドで敗れ、史上初の快挙はならなかった。


【詳しく解説】ホームランダービーのルールは? 謎のボールにジンクスも 昨年は大谷翔平初出場


【イラスト】MLBホームランダービー・トーナメント表
【イラスト】MLBホームランダービー・トーナメント表
オールスター戦前日の本塁打競争に出場した選手たち(共同)
オールスター戦前日の本塁打競争に出場した選手たち(共同)
白熱するホームランダービーに拍手を送る大谷(撮影・狩俣裕三)
白熱するホームランダービーに拍手を送る大谷(撮影・狩俣裕三)
満員のドジャースタジアムで白熱するホームランダービーを見つめる大谷(中央)(撮影・狩俣裕三)
満員のドジャースタジアムで白熱するホームランダービーを見つめる大谷(中央)(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー1回戦をヤンキースのジャッジ(右)と観戦する大谷(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー1回戦をヤンキースのジャッジ(右)と観戦する大谷(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービーのオープニングセレモニーの最後に上空を飛ぶ米軍機(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービーのオープニングセレモニーの最後に上空を飛ぶ米軍機(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービーに集まった各チームのマスコットたちを背に笑顔を見せる大谷(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービーに集まった各チームのマスコットたちを背に笑顔を見せる大谷(撮影・狩俣裕三)

第1ラウンド

<シーガー(後攻)24-32ロドリゲス(先攻)>

ホームランダービー第1ラウンドで32本の本塁打を放ったマリナーズのロドリゲス(AP)
ホームランダービー第1ラウンドで32本の本塁打を放ったマリナーズのロドリゲス(AP)
ホームランダービーで豪快なスイングを見せるマリナーズのロドリゲス(AP)
ホームランダービーで豪快なスイングを見せるマリナーズのロドリゲス(AP)
ホームランダービー1回戦 快音を響かすレンジャーズのシーガー(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー1回戦 快音を響かすレンジャーズのシーガー(撮影・狩俣裕三)

<アロンソ(後攻)20-19アクーニャJr.(先攻)>

ホームランダービーで力強いスイングを見せるメッツのアロンソ(AP)
ホームランダービーで力強いスイングを見せるメッツのアロンソ(AP)
大勢の観客が見つめる中、ホームランダービーに臨んだメッツのアロンソ(AP)
大勢の観客が見つめる中、ホームランダービーに臨んだメッツのアロンソ(AP)
ホームランダービー第1ラウンドで敗退となったブレーブスのアクーニャJr.(AP)
ホームランダービー第1ラウンドで敗退となったブレーブスのアクーニャJr.(AP)

<ソト(後攻)18-17ラミレス(先攻)>

ホームランダービー1回戦 快音を響かすナショナルズのソト(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー1回戦 快音を響かすナショナルズのソト(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー1回戦 快音を響かすガーディアンズのラミレス(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー1回戦 快音を響かすガーディアンズのラミレス(撮影・狩俣裕三)

<シュワーバー(後攻)19-20プホルス(先攻)>※13-13で延長戦

ホームランダービー1回戦 快音を響かすカージナルスのプホルス(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー1回戦 快音を響かすカージナルスのプホルス(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー1回戦 快音を響かすフィリーズのシュワーバー(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー1回戦 快音を響かすフィリーズのシュワーバー(撮影・狩俣裕三)

第2ラウンド

<アロンソ(後攻)23-31ロドリゲス(先攻)>

ホームランダービー第2ラウンド、豪快なスイングで本塁打を量産したマリナーズのロドリゲス(AP)
ホームランダービー第2ラウンド、豪快なスイングで本塁打を量産したマリナーズのロドリゲス(AP)
ホームランダービー第2ラウンドで敗れ、3連覇を逃したメッツのアロンソ(AP)
ホームランダービー第2ラウンドで敗れ、3連覇を逃したメッツのアロンソ(AP)
ホームランダービー3連覇を逃したメッツのアロンソ(AP)
ホームランダービー3連覇を逃したメッツのアロンソ(AP)

<プホルス(先攻)15-16ソト(後攻)>

ホームランダービー第2ラウンドで鋭いスイングを披露するカージナルスのプホルス(AP)
ホームランダービー第2ラウンドで鋭いスイングを披露するカージナルスのプホルス(AP)
ホームランダービー第2ラウンド、敗れたプホルスはソトを抱きかかえて祝福する(AP)
ホームランダービー第2ラウンド、敗れたプホルスはソトを抱きかかえて祝福する(AP)

決勝

<ソト(後攻)19-18ロドリゲス(先攻)>

ホームランダービーで優勝し、雄たけびを上げるナショナルズのソト(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービーで優勝し、雄たけびを上げるナショナルズのソト(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー優勝を決めて喜ぶナショナルズのソト(AP)
ホームランダービー優勝を決めて喜ぶナショナルズのソト(AP)
ホームランダービー優勝を決めて喜ぶナショナルズのソト(AP)
ホームランダービー優勝を決めて喜ぶナショナルズのソト(AP)
ホームランダービーで優勝し、トロフィーを掲げ喜ぶナショナルズのソト(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービーで優勝し、トロフィーを掲げ喜ぶナショナルズのソト(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービーで優勝し、トロフィーを掲げ喜ぶナショナルズのソト(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービーで優勝し、トロフィーを掲げ喜ぶナショナルズのソト(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービー優勝を決める一打を放ち喜びを爆発させるナショナルズのソト(AP)
ホームランダービー優勝を決める一打を放ち喜びを爆発させるナショナルズのソト(AP)
ホームランダービーで優勝したナショナルズのソト(AP)
ホームランダービーで優勝したナショナルズのソト(AP)
ホームランダービーの決勝で、優勝したナショナルズのソトを称えるマリナーズのロドリゲス(撮影・狩俣裕三)
ホームランダービーの決勝で、優勝したナショナルズのソトを称えるマリナーズのロドリゲス(撮影・狩俣裕三)

◆方式 第1、第2ラウンドは3分、決勝は2分の時間制。スイング数等の制限はなく、時間内にどれだけ柵越えを放つかだけを競う。時間は打撃投手が1球目を投げてからスタートし、投球が時間内ならタイムアップ後の本塁打もカウントされる。

◆ボーナス時間 全ラウンド、全選手共通で各30秒のボーナスタイムが与えられる。また、440フィート(約134メートル)以上の本塁打を2本打った選手には、そのラウンドでさらに30秒のボーナスタイムが与えられる。

◆休息タイム 各選手は各ラウンドごとに45秒の休息を取ることができる(ボーナスタイム中は不可)。史上初の3連覇を目指すピート・アロンソ内野手(27=メッツ)は初優勝時の2019年、第2ラウンドでアクーニャ(ブレーブス)に7-19と劣勢の状況でタイムを取り、休息後に量産して逆転勝利した。

◆タイブレーカー(延長戦) 同数の場合は1分の延長戦を行う。それでも同数の場合は、3スイング中の本数で決める。決着がつくまで、3スイング勝負を繰り返す。大谷は昨年、フアン・ソト外野手(23=ナショナルズ)と対戦。最初の3分間で22-22、延長も6-6で決着つかず。再延長ではノーアーチ、3スイングすべて本塁打を放ったソトに屈し、第1ラウンドで姿を消した。