トレードの行方が注目されるエンゼルス大谷翔平投手(28)について、ニューヨーク・デーリーニューズ電子版が30日(日本時間31日)、トレード待望論の記事を掲載した。数々の賞を受賞した米有名スポーツコラムニストで作家のマイク・ルピカ氏が執筆したもので、「もしオオタニがニューヨークに移籍すれば、ヤンキースがベーブ・ルースをレッドソックスから獲得して以来、野球史上最大の選手獲得劇となる」と指摘。「そうなれば、ベーブ以来最大の目玉で最大のスターがここでプレーすることになる」とした。

同記事では大谷について「今のスポーツ界にオオタニのような選手はいない。これまで1世紀に1度の選手と呼ばれたスターは何人もいたが、オオタニのような二刀流選手は文字どおり100年に1人だけ」と称賛。「ニューヨークにも偉大な選手やスターは数多くいたが、ルースは別格」とし、大谷がルースの後を継ぐことができる存在だと評した。さらに「エンゼルスが彼をトレードに出すことを望む。彼は、あの行き詰まりのチーム状態から抜け出してしかるべき。彼はもっと上のクラスのステージでプレーするにふさわしい。ニューヨークには、そのステージがある」とした。