パドレスのダルビッシュ有投手(35)が、6回を6安打2四球で3失点と粘りの投球で、17年以来5年ぶりとなる2桁勝利の10勝目(4敗)を挙げた。

立ち上がりの初回は3者凡退と好スタートを切ったものの、2回に2ラン、4回にはソロ本塁打を浴びた。

だが、パドレス打線は4回に同点に追い付き、5回に1点を勝ち越し。ダルビッシュが6回を3者凡退で切り抜けると、さらに3点を追加した。

ダルビッシュは、7-3と4点リードで救援陣にマウンドを託した。球数は107球。クオリティー・スタート(6回以上、自責3以内)は5試合連続で、今季20試合目の登板で16試合目。防御率は3・30となった。

トレード期限のこの日までに、ソト、ベル、ドゥルーリー、ベイダーと大型補強に成功したパドレスは、逆転勝ちで3連勝。プレーオフ争いの佳境へ向けて勢いづいてきた。