メッツのマックス・シャーザー投手(38)がブレーブスとのダブルヘッダー第2試合に先発し、7回4安打無失点、無四球11三振の好投で今季8勝目(2敗)を挙げた。2桁奪三振は通算109度目で、元レッドソックスのペドロ・マルティネスを抜いて歴代単独4位に浮上した。今季15試合で防御率1.98。計95回2/3で120三振を記録しており、奪三振率は11・29となった。

中4日で先発したシャーザーは、ホームラン数リーグトップを誇るブレーブス打線を相手に圧倒。フォーシームとスライダーを主体に5回まで8三振を奪い、最後の7回は3者連続空振り三振で仕留めた。

2桁奪三振はこれで通算109度目となり、殿堂入り投手のペドロ・マルティネスを抜いて歴代4位。3位のロジャー・クレメンスまであと1試合に迫った。なお、1位はノーラン・ライアンの215試合、2位はランディ・ジョンソンの212試合で、2位と3位の間には大きな差がある。メジャー通算3140奪三振は、アストロズのジャスティン・バーランダーと並び歴代14位となった。