エンゼルス大谷翔平投手(27)が、第4打席で26号ソロ本塁打を放った。

8回2死、右腕デュランのカーブを捉え、中越えに運んだ。終盤で2点差に詰め寄り、9回に打線が2得点を挙げて同点。延長11回、ウォードのサヨナラ2ランで競り勝った。

大谷の1発はチームを勢いづけただけでなく、敵軍の主力カルロス・コレア内野手(27)の妹・レイバイサンドさんの14歳の誕生日を祝うアーチにもなった。大谷の大ファンだそうで、コレアは「大大大ファンだよ。彼女は大谷がきっかけで、日本語を学んでいるんだ。今年の誕生日は、彼女にとってパーフェクトだった。僕も(先制の)ホームランを打ったしね」と、敗戦を喫した試合後にうれしそうな表情だった。

レイバイサンドさんは大谷の背番号17のユニホームを着て、最前列で観戦。試合前には両球団の計らいで大谷と記念撮影を行い、ユニホームにサインももらった。コレアは「彼女はこれから長い間、このことを覚えていると思う。床にこぼれ落ちるくらいの涙を流していた。(試合前の調整で)忙しいのにもかかわらず写真を撮ってくれて、大谷にすごく感謝している。彼は、最高のスーパースター。」と笑顔で感謝を口にした。

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