パドレスのダルビッシュ有投手(36)は、苦しみながらも7回5安打3失点3四死球6奪三振と力投。今季11勝目(7敗)を挙げ、メジャー通算90勝目に到達した。勝ち投手は8月2日ロッキーズ戦以来で、自身の連敗を3で止めた。

立ち上がりの1回、3安打2四死球で3点を先制された。2回には2走者を背負ったものの、無失点で切り抜けると、味方打線が逆転した3回は3者凡退。6回2死からバント安打を許すまで13打者連続で凡退に仕留めた。

1回だけで34球を要しながら、その後は打たせて取る省エネ投球で、7回まで102球でまとめた。

ダルビッシュは、妻聖子さんが22日に出産した際、翌23日から「産休」のため「父親リスト」入り。前回登板の18日から中8日での先発となった。

パドレスは、1点差を守り切って連勝した。