エンゼルス大谷翔平投手(28)が、爆笑変顔パフォーマンスを披露した。2-2の5回2死一塁、第3打席で右翼へ決勝の29号2ラン。MVPを争うジャッジがぼうぜんと打球を見送る中、ベンチに戻る際、ヘルメットを脱いで、白いカウボーイをかぶせられた。

大谷は生還したトラウトに続き、ベンチ内を本塁方向から左翼方向へ、両側の同僚選手とハイタッチしながら歩いた。最後に待ち構えていたのは、内野手のフレッチャーと捕手のタイス。大谷が「カモーン」と声を出すと、両者が下から紙コップを手に大谷の顔面に思い切り水をかけるしぐさをした。

しかし、紙コップは空っぽ。大谷は水をかけられたかのように目を細めた変顔を披露した。まるで「ドッキリ」に引っ掛かったかのように、笑顔で胸を張った。その後、くるりと振り返ると、フレッチャー、タイスとハイタッチで交わした。ベンチの雰囲気を一気に盛り上げた。