ツインズのルイス・アラエス一塁手が4打数2安打、1得点、1四球で今季打率を3割1分5厘に伸ばしこの日試合のなかったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に2厘差をつけてトップに立った。

メジャーで10年ぶりとなる3冠王を目指すジャッジは、28日にア・リーグ最多本塁打記録に並ぶ61号を放ち、打点も2位に11差の130で首位。この2カテゴリーでの1位はほぼ確実となっていて、残るはアラエスとの首位打者争いだ。もし3冠王が達成となれば、2012年のミゲル・カブレラ以来の快挙となる。

そのジャッジの前に立ちはだかる壁となっているのがアラエス。3冠王を阻むかどうか注目を集めるが、同選手は28日、「プレッシャーはない」とコメント。「野球は難しい。ただ、自分自身を信じて、打席に立ち、全力でプレーするだけだ。試合を楽しみ、いい結果を残すのみ」と話していた。(AP)