28日のブルージェイズ戦でリーグ記録に並ぶ61本塁打を放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)は、1安打を放つもノーアーチに終わり、記録更新はならなかった。2打数1安打、2四球で打率3割1分4厘に上昇し、トップのアラエス(ツインズ)に1厘差となった。今季残り6試合。

ジャッジは「1番右翼」で出場。本拠地ファンはジャッジが打席に立つ度に立ち上がり、投球がボールになると相手投手にブーイングを浴びせた。初回の第1打席はフルカウントから空振り三振。3回2死走者なしの第2打席では中前打を放ち、6回は四球を選んだ。1点を追う8回1死二塁の一打逆転のチャンスでは、3ボールとなったところで敬遠が申告され再び大きなブーイングが起きた。

試合は1点差で敗れ、連勝は2でストップ。この敗戦でアストロズのリーグ勝率トップとポストシーズン第1シードが確定。ヤンキースは第2シードが確定し、ガーディアンズとワイルドカード3位チームの勝者と地区シリーズで対戦する。