ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が先頭打者弾で61年ぶりにア・リーグ最多本塁打記録を更新。自身のア・リーグ記録を更新されたロジャー・マリス氏の息子もツイッターで祝福した。

レンジャーズとのダブルヘッダー第2試合に「1番右翼」で出場。1回の第1打席、カウント1-1から甘く入ったスライダーを捉え、61年マリス氏のア・リーグ記録を超える62号を左翼席に運んだ。6試合ぶりに出たアーチに、敵地も大歓声につつまれた。

マリス氏の息子は「アーロンが歴史的62号を放ち、アーロン・ジャッジと彼の家族を祝福する。間違いなく、記憶に残るメジャーシーズンとなった。あなたは一流で、尊敬されるべき人。大勢のファンがこれで、新たな“クリーンな”ホームランキングを祝うことができる!!」とツイートした。

メジャー最多本塁打記録はバリー・ボンズ氏の73本だが、ドーピング問題により評価が分かれており、マリス氏の息子は否定的な見解を示している。

また、ジョー・バイデン米大統領もツイッターで「62号、おめでとう。歴史が作られ、さらなる歴史が作られる」とコメント。元ヤンキースのレジェンド、デレク・ジーター氏なども祝福のコメントを投稿している。