MLBの好選手たちが6日(日本時間7日)、続々と来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加を表明した。

前回優勝の米国代表は、ロイヤルズの新人ボビー・ウィット内野手(22)も名を連ねた。メジャーデビューした今季は、150安打、20本塁打、80打点、30盗塁、打率2割5分4厘と大活躍した。

投手では。今季13勝を挙げたダイヤモンドバックスの先発メリル・ケリー投手(33)が参加する。救援投手では、今季19セーブの救援右腕パイレーツのデービッド・ベッドナー投手(27)、今季5セーブを挙げているオリオールズのディロン・テート投手(28)、今季15セーブのブルワーズのデビン・ウィリアムズ(28)も代表入りとなった。

米国代表はこれまで、スター野手が続々とメンバー入りを表明していたが、投手もレベルの高い選手がそろい始めた。

メキシコ代表は、今季のナ・リーグで最優秀防御率(2・16)に輝き、17勝(7敗)を挙げたドジャースのフリオ・ウリアス投手(26)が、メンバー入りの意向を表明した。キューバ出身で走攻守そろうスラッガー、レイズのランディ・アロザレーナ外野手(27)も名を連ねる。アロザレーナは今季、20本塁打、89打点、32盗塁、打率2割6分3厘の成績を残した。

今季限りで引退するヤディエル・モリーナ捕手(カージナルス)が指揮を執るプエルトリコ代表も負けていない。今季12勝を挙げたブルージェイズのホセ・ベリオス投手(28)、内外野を守れるレッドソックスのエンリケ・ヘルナンデス外野手(31)、今季15本塁打を放ったツインズの新人ホセ・ミランダ内野手(24)が参加すると発表された。

来春は大会史上最高のメンバーがそろいそうだ。第2回大会以来の優勝を狙う日本には、強敵が立ちはだかる。エンゼルス大谷翔平投手(28)の動向にも注目が集まる。