パドレスは16日(日本時間17日)、ダルビッシュ有投手(36)をフィリーズとのリーグ優勝決定シリーズの第1戦(18日=日本時間19日、ペトコパーク)に先発させると発表した。98年以来24年ぶりに進出した舞台で、大黒柱に先陣が託された。

パドレスは強豪ドジャースとの地区シリーズが4試合で終えることができたため、第5戦にまで進んだ場合に先発予定だったダルビッシュからローテーションを始められる。ダルビッシュは「フィリーズもここまで勢い良く来ていると思うので特に考えず、いつも通りの投球をしたいと思います」と話していた。フィリーズ戦は今季、2試合に登板し、1勝0敗、防御率2・08。13回で13安打14三振で自責点3の結果を残している。通算では2勝1敗、防御率2・23。

ダルビッシュは今季、自己最多の16勝を挙げた。ポストシーズンでは、メッツとのワイルドカードシリーズ第1戦、ドジャースとの地区シリーズ第2戦に先発し、いずれも勝利投手となっていた。リーグ優勝決定シリーズでの登板は、ドジャース時代の17年にカブスとの第3戦で投げて以来5年ぶり。この時は6回1/3で1失点と好投し、勝利投手となっている。