ブルージェイズの番記者イーサン・ディアマンダス氏が、ヤフースポーツ・カナダで、ブルージェイズが大谷翔平選手(エンゼルス)をトレードで獲得するというシナリオに言及。大谷と契約できればチーム最大の問題が1度に解決するとの見解を示した。

ブルージェイズは今季、2年ぶりのポストシーズン進出を果たし、ア・リーグのワイルドカードシリーズ(3試合制)でマリナーズと戦った。だが、初戦を落とすと、第2戦では5回までに8-1と大量リードしながらも、最後は逆転を許し、2連敗で姿を消した。

ディアマンダス記者は「ファンは、何かを変えなければならないと思っている」とつづり、チーム改善に向けた考察を行った。その中で「超大型トレード」があるとしたら、という仮定のもと、さまざまなシナリオを検討。その1つとして、“二刀流”の大谷とボー・ビシェット遊撃手&菊池雄星投手のトレードを提案。来季終了後にフリーエージェント(FA)権を取得する大谷を獲得するために、FA権取得まで4年を残すビシェットを手放すのは「リスクがある」があるとする一方、今季から3年契約で加入して活躍できなかった菊池の放出も含まれるのであれば「多少は理にかなう」と主張した。

そして、契約の問題は別にして、ブルージェイズは大谷を獲得できれば、「ブルージェイズが最も必要とする先発投手と左打ちの問題を1度に解決できる」とし、さらに「日本人の天才二刀流選手との契約となれば、MLB史上最も注目されるオフシーズンにおけるトレードの1つともなるだろう」と話題性もあるとつづった。