元オールスター捕手のジェーソン・カストロが2日、現役引退をSNSで正式発表した。

35歳のカストロは2008年のドラフト1巡(全体10位)でアストロズから指名。10年にメジャーデビューすると、13年には打率2割7分6厘、18本塁打、56打点とキャリアハイの活躍でオールスターにも選出された。

17年からはツインズ、20年以降はエンゼルス、パドレス、古巣のアストロズと渡り歩き、今季は34試合の出場にとどまっていた。通算成績は952試合の出場で打率2割2分7厘、97本塁打、325打点。

引退に際し、カストロは「プロ入りから15年、さまざまな素晴らしい機会に恵まれ、自分の想像以上の活躍を支えてくれた多くの人々に巡り合うことができた」と述べている。