エンゼルスが20日(日本時間21日)、パドレスからFAとなっていたブランドン・ドゥルーリー内野手(30)と2年総額1700万ドル(約23億8000万円)で契約合意したと、複数の米メディアが伝えた。

ドゥルーリーはメジャー8年で通算打率2割5分2厘、79本塁打、277打点。今季はレッズとパドレスでプレーし、自己ベストの28本塁打、87打点をマークした。一、二、三塁と外野両翼を守れるユーティリティー選手で、今季は初のシルバースラッガー賞を受賞。ジ・アスレチックのサム・ブラム記者によると、来季は二塁のレギュラーとして起用される見込みだという。

エンゼルスは今オフ、トレードでハンター・レンフロー外野手(30)、ジオ・ウルシェラ内野手(31)を獲得し野手陣を補強。米野球データサイト「ファングラフス」によると来季総年俸は2億2000万ドル(約308億円)を超えることが見込まれており、ぜいたく税回避の限度額である2億3300万ドルに迫っている。