米データサイト「ファングラフス」が8日付で今季のア・リーグ各球団勝敗数と順位予想の最新データを更新した。大谷翔平投手(28)が所属するエンゼルスは西地区でマリナーズと2位タイの85勝77敗と予測された。

これは同データサイト独自の成績予測システム「ZiPS」を駆使して算出。西地区は1位がアストロズで90勝72敗、4位がレンジャーズで79勝83敗、最下位の5位が藤浪晋太郎投手(28)が加入したアスレチックスで72勝90敗となった。

東地区は1位がヤンキースで89勝73敗、2位が菊池雄星投手(31)の所属するブルージェイズで88勝74敗。吉田正尚外野手(29)が加入したレッドソックスは5位で79勝83敗と予測された。

中地区は1位がガーディアンズで83勝79敗、2位が前田健太投手(34)の所属するツインズで80勝82敗と予測された。

エンゼルスはこの予測でいけばワイルドカード争いで3位タイの順位となり、ポストシーズン進出をぎりぎり争う位置となる。同記事は「エンゼルスは最も興味深いパズル。チーム構成はひどい状況だし、ショウヘイ・オオタニをあと1年で失いそうだ。しかしオオタニの最後の1年をいいものにするため、穴を適切に埋めた」と解説している。