膝を負傷しているツインズのホルヘ・ポランコ内野手について、編成本部長のデレク・ファルビー氏が19日、開幕に間に合わないかもしれないとの見解を示した。MLB公式サイトが伝えている。

ポランコがメジャーの舞台でプレーしたのは昨年8月27日が最後。左膝の炎症により同月31日付で負傷者リスト(IL)入りすると、そのまま復帰できずにシーズンを終えていた。ツインズは3月30日にロイヤルズとの今季開幕戦を迎えるが、ポランコは膝の痛みが癒えておらず、オープン戦にも出場できていない。

ファルビー氏は、ポランコについて、今の段階で通常行うような脚を使った動きや強化メニューなどを一切こなせていないというのが現状だと明かし、「少々遅れが生じている。とにかく、そう表現するしかない」とコメント。21日に状態を再度チェックするつもりだとし、それにより球団側の対応も見えてくることになるだろうと述べた。

ツインズはこれまで、ポランコが開幕には間に合うと楽観視してきた。だが、21日の結果次第ではその考えを修正せざるを得なくなる可能性も。一方でファルビー氏は、ポランコが開幕に間に合わないとしても、それは再発や再負傷が理由ではないとし、あくまで小さな痛みや疲労によって回復が遅れているだけだと強調した。