ドジャースのディノ・イブル三塁コーチ(57)が、21日に行われたWBCの決勝・日本対アメリカの日米決戦を振り返った。米国代表でも三塁コーチを務め、侍ジャパンの大谷翔平投手(28=エンゼルス)が9回に守護神として登板し、1点リードを守って世界一を達成した瞬間を三塁ベース付近から見届けた。

「世界中が見たい対決だったと思う。とても特別だったし、感激したよ。日本チームは素晴らしかった。基本に忠実で、彼らは米国代表に対して、全てを出し切った」

同コーチは、大谷のメジャー1年目、18年にエンゼルスでも三塁コーチを務めていた。WBC決勝戦の試合前には握手を交わし、「ただただ、あいさつをしたくてね。『Good Luck(グッド・ラック)』と。今は(18年当時より)とても自信があるように見える」と明かした。