レイズがレッドソックスに1-0で勝利し、36年ぶりの開幕10連勝を決めた。

レイズはこの試合まで9試合連続で4点差以上で勝利しており、その間75得点18失点と投打で対戦相手を圧倒してきた。この日はレッドソックスの投手陣の前に7回まで封じられたが、両チーム無得点で迎えた8回。1死走者なしで打席には2試合連続本塁打を放っている2番ロー。ローは3番手右腕マーティン(元日本ハム)の前にファウルで粘り、10球目のフォーシームを捉えて右中間スタンドに運んだ。これが決勝点となり、レイズは3試合連続完封で無傷の10勝目を挙げた。

開幕から10連勝は1987年ブルワーズ以来、36年ぶり史上7度目。メジャー記録は1987年ブルワーズと1982年ブレーブスの13連勝となっている。決勝ソロを放ったローは「勝ち越せて最高だよ。このまま続けたいね」とコメント。キャッシュ監督は「素晴らしい打撃をしてくれた。何球か粘って、しっかり打てる速球を待った。彼がボールを捉えればホームランにできることを我々はわかっている」とたたえた。