今季終了後にフリーエージェント(FA)となるエンゼルスの大谷翔平選手について、フィル・ネビン監督が「どの球団に行っても成功するだろう」と太鼓判を押した。米紙「ニューヨーク・ポスト」が伝えている。

エンゼルスが大谷と契約延長または新契約に至らない場合、オフのFA市場はこれまでにないくらいに熱いものになると予想されている。

同紙は、ヤンキースのように資金力のある球団の参戦を念頭に、「打者としても投手としても最高峰であることを証明した大谷の金額は、最終的に天文学的な数字になる」と予想する。

こうしたなか、大谷がヤンキースのようなビッグチームで通用するかと問われたネビン監督は「そういうことは考えたくない」とコメント。「彼は今、エンゼルスの選手だ。仲間としても選手としても素晴らしい。幸いにも彼はうちの選手であり、できれば長くここにいてほしい」と話した。

だが、一方で「私に言えることがあるとしたら、彼はどこに行っても成功するということだ。フィールド外の活動、たとえばチームのPRなどもうまくこなせるはずだ。規模の大小にかかわらず、彼はどの球団でも困ることはない」と、大谷はどこに行っても活躍すると明言していた。