薬物規定違反で出場停止処分を受けていたパドレスのフェルナンド・タティス外野手(24)が、処分を終えて復帰した。この日のダイヤモンドバックス戦に「1番右翼」でスタメン出場する。

2019年開幕でメジャーデビューしたタティスは、1年目に打率3割1分7厘、22本塁打、53打点、16盗塁をマークし新人王投票3位。21年は42本でナ・リーグ本塁打王に輝き、遊撃手として2年連続シルバースラッガー賞を受賞した。

21年シーズン前には14年総額3億4000万ドル(約459億円)の大型契約で契約延長を決めたが、肩をケガし、昨年8月には薬物検査でステロイドの陽性反応が出たため80試合の出場停止処分を受けた。

タティスは球団公式サイトで「復帰を楽しみにしている。昨年自分に起こったことは、僕に多くのことを教えてくれた」と話している。