アスレチックス藤浪晋太郎投手(29)が、25日(同26日)からリリーフ待機することとなった。

コッツェー監督がエンゼルス戦の試合前、「我々としてプランを決めて、昨日フジ(藤浪)とも話した。明日から、彼はブルペンで準備する。ストライクを投げて、直球の制球を取り戻すこと。先発ローテーションに復帰できないというわけではないが、まずは短期間、そういう方針でやって、評価していく」と語った。

藤浪は今季ここまで4試合に先発し、投球回15イニングで24失点。防御率は14・40の結果となっていた。22日(同23日)のレンジャーズ戦では2回1/3を7安打8失点3四球と乱れた。

配置転換は一時的な措置となる見込みだが、コッツェー監督は「短いイニングでの役割になる。リリーフで出てきたら、直球にしてもスプリットにしても、この2球種は圧倒的なものになると思う。自信を取り戻してもらいたい」と期待し、能力の高さを改めて指摘した。藤浪はこの日、キャッチボールとランニングなどで調整を行った。