米国の高校野球チームが試合後に大乱闘を起こし警察が捜査に入る事態になったと、28日付の複数の米メディアが伝えた。

試合はロサンゼルス近郊のノーウオーク高とメイフェア高の間で行われ、ノーウオークが3-2で勝利。リーグ戦はこれでノーウオークがメイフェアに全勝でプレーオフに進出した。

試合終了後、ホームベースを挟んで両チームが整列し握手。しかしこのとき、勝利した側の選手の1人がほうきを手に持って地面を掃き、全勝を意味する「スイープ(掃く)」のパフォーマンスを披露した。

両チームの選手たちはたちまち険悪なムードとなり、もみあいが殴り合いに発展。SNSに投稿されたその場面の映像では、周囲から「ほうきを置け」「野球を冒涜(ぼうとく)するな」などの大人の声が飛んでいた。

FOXスポーツ電子版によると、警察が捜査している他、両校とカリフォルニア州の学校連盟がスポーツマン精神に欠けた行為があったかどうか調査を行っているという。