歴代1位の2632試合連続出場のメジャー記録を樹立し、米国野球殿堂入りしている鉄人カル・リプケン氏(62)が、エンゼルス大谷翔平投手(28)を称賛した。

この日の試合を観戦後、スタジアム内で初対面。ツーショットの記念撮影を行った。大谷の印象についてリプケン氏は「つい数分間、会う機会があったんだ。僕はこう伝えたよ。『あなたがやっていることはとても素晴らしい。投げること、打つことを同時にやる選手の扉を開けてくれた』と。彼の才能はとてつもない。見ていて楽しいね」と笑顔で語った。

大谷は「3番DH」で出場し、4打数無安打。9回の第4打席は1発が出れば同点の場面で空振り三振を喫した。リプケン氏は「正直に言うと、今日は打って欲しくなかった」とジョーク交じりに話したが、二刀流でのプレーに「野球にとって素晴らしいこと。お手本になる」とたたえた。

初対面で写真撮影した時の印象については「大きな男だね。『なぜあれだけボールを遠くまで飛ばせるか、訳が分かったよ』と彼にも伝えたよ」と笑った。