エンゼルス大谷翔平投手(28)が“豪快なアーチ”を連発した。

23日(日本時間24日)のレッドソックス戦前、本拠地のエンゼルスタジアムでは約1年ぶりとなる屋外でのフリー打撃を行った。5セットで31スイング、全方向に18本の柵越え。3連発2度、推定飛距離150メートルの特大弾もかっ飛ばし、パワー全開だった。

13連戦中の12日目。この間に、大谷は中5日で2度登板した。東海岸への遠征もあったが、投打でプレーを継続中。ネビン監督は「体の状態に関して、彼は非常にいい感じだ。休養日についても尋ねたが、次の登板まで休みたくないと言っていた」と明かした。次回登板は27日(同28日)のマーリンズ戦。25日にチーム休養日を挟むが、打者ではフル出場する見込みだ。

故障もなく健康な状態が続いている大谷は、この日の試合に「3番DH」で出場。第1打席で一塁ゴロで全力疾走し、内野安打をマークした。投打がかみ合ったエ軍は3連勝で貯金4。大谷もチームも快調だ。(アナハイム=斎藤庸裕)