故障者続出に苦しむヤンキースだが、現地2日から敵地で始まるドジャースとの3連戦からは指名打者ジャンカルロ・スタントン、ジョシュ・ドナルドソン三塁手、トミー・カンリー投手の3人が戦列に復帰する見込みであることが分かった。MLB公式サイトが関係者の話として報じている。

4月15日に左ハムストリングを痛めたスタントンは5月30日に2Aでリハビリ出場したのみだが、アーロン・ブーン監督は復帰に支障はないとコメント。「復帰を早めるために舞台裏でできることが、ここ数年で飛躍的に増えている」と語り、各種ツールの導入により少ない実戦での復帰が可能になったと述べた。なお復帰後も数週間はDH起用に限定するとしている。

4月初めに右ハムストリングを痛めて以来の復帰となるドナルドソンについては、再び正三塁手として起用することを示唆。穴を埋めていたD・J・ラメーヒュー内野手は一塁、二塁、三塁を守るユーティリティープレーヤーに戻すと明かした。

開幕前に右上腕二頭筋を痛めたカンリーは、マイナー5試合の登板で防御率1・80。「ようやくリハビリを終えてチームの力になれるかと思うと、いつもやりがいを感じる」と30日に話している。