ヤンキースが12日(日本時間13日)、ニューヨークに本社を置く老舗保険会社「スターインシュアランス社」と袖広告などのパートナー契約を結んだと発表した。21日(同22日)の本拠地でのロイヤルズ戦から袖広告付のユニホームが着用される。

袖の広告ロゴはMLBで今季から解禁され、パドレスやエンゼルス、レッドソックスなどここまで12球団が契約。ヤンキース13球団目となる。複数の米メディアによると、ヤンキースの契約期間は2031年までで、MLBの袖広告としては最高額となる年平均約2500万ドル(約35億円)になるという。

MLBの袖広告は、パドレスがスマートフォンメーカーなどで知られるモトローラ社、エンゼルスが建築資材会社のFBM、レッドソックスが保険会社のマスミューチュアル、レッズがスーパーマーケットチェーンのクローガー、メッツがプレズビテリアン病院と契約するなど、地元企業が多く採用されている。ヤンキースはもっと高額のオファーを受けていたが、地元企業のスターインシュアランスを選んだという。