ヤンキースは23日(日本時間24日)、メジャー通算256勝を挙げたアンディ・ペティット氏(51)がブライアン・キャッシュマンGM付の特別アドバイザーに就任したと発表した。メジャーと傘下マイナーのチームで選手の肉体面と精神面で指導を行う予定だという。

1995年にヤンキースでデビューしたペティット氏は2年目の96年に21勝で最多勝のタイトルを獲得。同年にワールドシリーズ制覇に貢献し、ヤンキースで5度の世界一を果たした。01年のマリナーズとのリーグ優勝決定シリーズでは2勝を挙げ、MVPに輝いている。アストロズと2球団で18年間プレーし、通算256勝153敗、防御率3・85、2448奪三振をマークした。

ヤンキースでは松井秀喜氏(49)やCC・サバシア氏(43)らも特別アドバイザーに名を連ねている。ブーン監督はペティット氏の加入に「選手たちにいい影響を与えてくれる存在。シーズン中に電話などで選手たちとコミュニケーションを取ることになる」と期待した。