メッツなどでオールスターに3度選出され、今年6月からエンゼルスのマイナーでプレーしていたダニエル・マーフィー内野手(38)が現役を引退した。引退は2度目。

マーフィーは2021年1月に現役引退を表明したが、今年3月にアトランティック・リーグのロングアイランド・ダックスと契約して好成績を残し、6月にエンゼルスとマイナー契約。傘下3Aソルトレークで38試合に出場したものの、15日にロースターから外れ、任意引退リストに登録された。

同選手は08年にメッツでデビューし、14年にオールスター初選出。15年のポストシーズン(PS)では6試合連続本塁打を放ってPS記録を更新し、リーグ優勝決定シリーズのMVPに選ばれた。16年にナショナルズに移籍し、同年から2年連続でオールスターに選出。カブス、ロッキーズでもプレーし、メジャー12シーズンで通算1572安打、打率2割9分6厘、138本塁打、735打点を記録した。(AP)