ジャイアンツ傘下2Aリッチモンドの筒香嘉智外野手(31)が5日(日本時間6日)、アクロン戦に「3番DH」で出場し、4試合ぶりの2号本塁打を放った。1-0の6回2死、中越えにソロ。その他の打席は三振、三振、四球の3打数1安打1打点で、8回に交代した。

2A加入後の成績は打率を2割5分、OPSを・925に上げた。

19年までDeNAに所属していた筒香は、今年1月にレンジャーズとマイナー契約を結び、開幕後も傘下の3Aでプレーした。51試合に出場し、169打数42安打、6本塁打、33打点で打率2割4分9厘、OPS・812だった。ア・リーグ西地区首位のレ軍ではメジャー昇格の機会がなく、6月でオプトアウト(契約破棄)で退団した。日本のプロ球団からの誘いもあったが、あえて米国での挑戦を選んでいた。

8月に米独立アトランティックリーグのスタテンアイランドに移籍後は、12試合で39打数14安打、7本塁打、13打点、打率3割5分9厘、リーグ1位に相当するOPS1・429をマークしていた。

筒香は20年からメジャーに移籍。20年から21年途中はレイズ、21年5月からはドジャースに在籍した。同年8月にはパイレーツに移籍。パ軍では主力として活躍したが、22年は不調に陥り、8月に自由契約となった。ブルージェイズとマイナー契約を結んだが、メジャー出場はなく、11月に自由契約となっていた。

MLBでは3年で通算182試合に出場し、打率1割9分7厘、18本塁打、75打点。