「2番中堅」で出場したマリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(22)が、延長10回に30号2ランを放った。

2点勝ち越されて迎えた第5打席、「フリオ!!」と本拠地ファンの声援が響くなか、エンゼルス4番手マルテのツーシームを捉え、中越えに運んだ。

土壇場で同点とし、ダイヤモンドを回りながら何度もガッツポーズ。今季は36盗塁をマークしており、球団ではアレックス・ロドリゲス以来2人目、25年ぶりの「シーズン30本塁打&30盗塁」を達成した。また、22歳以下での到達は、MLB史上4人目の快挙となった。

なお、ア・リーグ西地区の首位争いを繰り広げるチームはエンゼルスに競り負け、痛い1敗を喫した。