元DeNAでダイヤモンドバックスのルルデス・グリエル外野手(30)が、第3戦前に会見を行った。

メジャーで初めてのポストシーズンで、本拠地での試合はこの日が初めて。心境を問われ「とても興奮している。地元ファンにも楽しんでもらいたい。でもその一方で、平常心を保ち、力みすぎたり気負いすぎないようにしたい」と話した。

キューバ生まれのグリエルは、2015年に兄のユリエスキ・グリエル内野手(39)が当時所属していたDeNAに入団。しかし1度も来日することなく翌16年に兄とともに亡命し、同年にブルージェイズと契約し米球界入りした。兄のユリエスキはアストロズで2度の世界一に輝いているため、今回のポストシーズン進出で「兄にいろいろ質問しアドバイスを受けた。兄はポストシーズンで素晴らしい活躍をしたしね」と明かした。

グリエルは今季打率2割6分1厘、24本塁打、82打点で本塁打で自己最多をマーク。ポストシーズンはここまで17打数4安打だが、このシリーズ第2戦でソロ本塁打を含む2安打2打点と活躍し4-2の勝利に貢献した。