ナショナルズは10日(日本時間11日)、同球団の2019年ワールドシリーズ制覇メンバーで元巨人のヘラルド・パーラ氏(36)が一塁ベースコーチに就任したと発表した。

パーラ氏は09年にダイヤモンドバックスでメジャーデビューし、ブルワーズやロッキーズなどを経て19年5月にナショナルズにトレード。移籍後は89試合で8本塁打、42打点と活躍し、両手でサメのポーズをする「ベビー・シャーク」ダンスでおなじみとなり、地元ファンから熱狂的な人気を集めた。

同年オフに巨人と契約し、20年に47試合に出場。打率2割6分7厘、4本塁打、56打点で1年で退団し、翌21年に古巣ナショナルズに戻りメジャー復帰した。翌22年5月に現役引退を発表し、その後は球団特別補佐となっていた

ナショナルズは今季、4年連続でナ・リーグ東地区最下位となり、デーブ・マルティネス監督は続投が決まったがコーチ陣を大幅に入れ替え。地元の人気者パーラ氏が新たにコーチ陣に加わることとなった。