ブルワーズは15日、ベンチコーチを務めていたパット・マーフィー氏が新監督に昇格することを正式発表した。MLB公式サイトが報じている。

マーフィー氏は現役時代は投手だったがメジャー経験はなく、引退後はノートルダム大学やパドレスなどで指導者としてのキャリアを重ねた後に、2016年からブルワーズのベンチコーチに就任。ノートルダム大時代の教え子だったクレイグ・カウンセル前監督の補佐を長く務めていた。

そのカウンセル氏はこのオフにカブスの新監督として引き抜かれたが、マーフィー氏はそれに追随せずブルワーズで後任を務めることになった。マット・アーノルドGMはマーフィー氏について「野球に対する豊富な経験、知識、情熱だけでなく、ブルワーズの組織や選手、スタッフ、そして文化にも精通している。ここ数シーズンは球団史において前例のない成功に大きく貢献した」との声明を出し、新監督就任を喜んでいる。