ドジャースと投手の史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約455億円)で契約した山本由伸投手(25)について、ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が4日(日本時間5日)、契約のさらなる詳細を伝えた。

すでに変動制の年俸額や条件付きの契約破棄条項、13年目の条件付きオプションなどが明らかになっているが、特典として契約に付帯している日米間の往復航空券について新情報を伝え、驚きの声が上がっている。

同記者によると、航空券はビジネスクラスのチケットが年間4往復で、1往復につき8500ドル(約119万円)まで。さらに家族用にプレミアムエコノミークラスが年間1往復が付くという。

スポーツ専門ブロードキャスターのマイク・フェリン氏はX(旧ツイッター)で「ドジャースはエンゼルスやブルージェイズのラジオ実況アナウンサーが年間に費やすよりも高額の飛行機代をヤマモトの友人や家族に費やしている」と投稿し、ニューヨーク・タイムズ紙のベンジャミン・ホフマン記者は「これを実現するため、オオタニはすべての食費を2035年まで後払いすることに合意した」とジョーク。「3億ドル超えの契約だけでなくビジネスクラスとプレミアムエコノミーも付けさせた代理人がすごい」の声も上がった。