エンゼルスは6日、ガーディアンズからFAになっていた先発右腕ザック・プリーサック投手(28)と1年契約を結んだと正式発表した。MLB公式サイトによると年俸100万ドル(約1億4500万円)。獲得にともない、昨年11月に契約した救援左腕アダム・コラレク(34)をマイナーに降格させた。

プリーサックは19年にインディアンス(現ガーディアンズ)でデビューし、20年は8試合で4勝2敗、防御率2・28をマーク。しかしその後の2シーズンは防御率4点台と失速し、昨季は5試合で1勝1敗、防御率7・59で5月に3Aに降格していた。

ミナシアンGMはプリーサックについて「23年は彼にとって理想的ではなかったが、22年と21年は結果を残したし、キャリアを通じてチームに貢献している。先発登板の経験が豊富だし、ブルペンでも助けてくれるだろう」と話した。プリーサック自身は「これは新しいチャンスであり、再出発。キャリアを変える絶好の機会だと思う」と意気込みを語った。