国際弁護士の清原博氏(53)が25日、テレビ朝日「モーニングショー」に出演し、違法なスポーツ賭博に関与したドジャース大谷翔平投手(29)の通訳を務めていた水原一平氏(39)について解説した。

今後水原氏に行われる調査について「水原さんに関しては脱税に関心があって調査するんじゃないのかなと思っています。例えば10回賭けました。で、1回勝って1億円得たと。で、9回負けました。トータルでは負けてるけども勝った分の1億円は収入所得なので、これはちゃんと納税しないといけない」と説明し、脱税の疑いがかけられる可能性について話した。

違法賭博で脱税が疑われるメカニズムについても解説。「合法的な業者であれば、勝ち金から源泉徴収して税金を差し引いて渡すので。ただ今回違法な業者ですからね。源泉徴収してないということは、勝った分まるまる水原さんに行ってる可能性があって、水原さんが納税するべきなんだけども。一般論として違法なギャンブルで勝った人は納税しないまま、いわゆる脱税状態なんですね。だから今回IRS(内国歳入庁)は『こんな多額の借金するほど賭けてたんだったら、1回や2回ぐらい勝ったことあるでしょ』と、『勝ったんだったら申告してください、もしくは納税してください』ということで調査しているんだと思います」と詳細を話した。

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