右肩の炎症で開幕から離脱していたアストロズの先発右腕ジャスティン・バーランダー(41)が、敵地でのナショナルズ戦で復帰。6回を投げ4安打2失点、無四球4奪三振で今季初勝利、メジャー通算258勝目を挙げた。球数78球中ストライクは50球で、最速は95・0マイル(約152・9キロ)を記録した。

初回を3人、わずか11球で終えると、2回も3者凡退。3-0の3回に1死から連打、5回は8番アダムズにソロを許し失点したが、それ以外は完璧に抑えた。

試合後、現地メディアの取材に「正直、とても驚いている。スプリングトレーニングを(リハビリ登板の)3試合に詰め込んだようなものだからね。リハビリ登板はコントロールが思うようにいかず、しっくりくるフォームを見つけようとしていただけだった」と、ここまでの準備は決して満足いくものではなかったと説明。それでもチームの連敗を3で止めるピッチングを見せ「意地悪な老いぼれがどうにかしてアウトを取ろうとしていただけだよ」と笑った。