ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」でスタメン出場。第3打席でエンタイトル二塁打を放ち、2打数1安打で3四球を選んだ。6回1死満塁の絶好機では空振り三振に倒れた。

1点をリードされた1回無死二塁、右腕ブットと対戦。低めの変化球を見極め、カウント3-1から四球を選んだ。

第2打席は同点の2回2死一塁、2ボールから一走ベッツが盗塁を決め、好機となった。大谷は制球の定まらないブットのボール球に手を出さず、2打席連続の四球で出塁した。

第3打席は1点をリードされた5回無死、カウント2-2からの5球目、87・5マイル(約141キロ)のスライダーを右越えのエンタイトル二塁打とした。二塁打は11本目となり、両リーグトップを走っている。

第4打席は3点をリードされた6回、1死満塁の絶好機で打席が巡ってきた。右腕スミスに対し、カウント2-2からの5球目、内角のカットボールにバットが空を切った。

第5打席は2点を追う8回2死一塁、本塁打で同点の好機で打席へ。メッツは守護神ディアスを投入した。ベッツが初球に盗塁を決め2死二塁となるも、冷静にボールを見極め3度目の四球を選んだ。

これで打率は3割5分9厘。33安打は両リーグトップタイ。

大谷は12日(日本時間13日)のパドレス戦で、松井秀喜氏に並ぶメジャー通算175号を放った。記録更新のアーチへ期待がかかっていた。

【実際の動画】フェンスが低い! 大谷翔平、エンタイトル二塁打