ドジャース大谷翔平投手(29)の約192キロの打球に米メディアも騒然となった。

大谷はブルージェイズ戦に「2番DH」で出場し、2回に花巻東の先輩・菊池雄星投手(32)から適時右前打を放った。このときの打球速度は自身最速を更新する119・2マイル(約191・8キロ)をたたき出した。今季メジャーでも圧倒的な最速打球だった。

この打球を目の当たりにした米メディアは、SNSでたちまちざわついた。ジ・アスレチックのファビアン・アーダヤ記者はX(旧ツイッター)で「間違いなく119マイル以上に見える打球だった。なんてこった」と仰天し、ドジャースネーションのダグ・マッケイン記者は「彼は別の惑星から来ている」と衝撃の大きさを伝えた。人気野球ポッドキャスト「トーキン・ベースボール」の公式Xは「ブーイングに対して、今度は自己最速の打球でお返し」と伝え、MLB公式Xは「119・2マイル」と頭を爆発させて驚く絵文字とともに投稿した。

メジャーの今季打球速度ランキングは、大谷が23日のナショナルズ戦で今季7号を放ったときの打球が118・7マイル(約191・0キロ)が両リーグで前日までの最速となっており、自身で記録更新。2位はヤンキースのスタントンとパドレスのタティスで、116・7マイル(約187・8キロ)となっている。

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