エンゼルス菊池雄星投手(34)が、新球の精度に好感触を得た。19日(日本時間20日)、ロイヤルズとのオープン戦に先発。シーズン開幕前、最後の調整登板で、侍ジャパン直伝スプリットを試した。4回2/3を投げ、2安打1失点。「新しい球種もかなり試せましたので、手応えをつかんでシーズンに入れるかなと思います」と振り返った。
WBC準々決勝から投げ始めた新球。「ぶっつけ本番で投げたんですけど、日本の選手にたくさん話を聞いて、みんないいボールを投げるので。聞いて回って、コツを教えてもらった」と経緯を明かした。以前はチェンジアップを使っていたが、違和感があったという。「100%で(腕を)振らないと嫌なタイプなので。チェンジアップはどっちかというと力を調整しながら抜くボール。フォークの方がいいよな、とは思っていたんですよね」。準々決勝2日前に投げることを決め「アクーニャも三振とれましたし、これは使えると」。WBC初優勝を飾ったベネズエラの1番打者から、新球で空振りを奪った。
新しい発見もあった。「深く挟まないと落ちないと思ってたんですけど、日本のピッチャー、あんなに落ちてても意外とみんなツーシームくらいの深さで握ってたんで」。浅めに握ることで、安定感が増した。今季のオープン戦は1試合で終了。「多少、実戦の数は少ないですけど、投げているボールが非常に今いい状態できているので、自信を持って投げればいいかなと思います」と胸を張った。(サプライズ=斎藤庸裕)



