【ヒューストン(米テキサス州)29日(日本時間30日)=四竈衛】アストロズ今井達也投手(27)が、メジャーデビュー戦となる本拠地でのエンゼルス戦に初先発。3回途中4失点と踏ん張りきれず、勝敗はつかなかった。
初回のメジャー初奪三振、3回の初被安打とも、2番トラウトが相手だった。最速97・6マイル(約157キロ)をマークしながら、4点のリードを守れず、反省と教訓の多い74球だった。「久しぶりに緊張した。相手の能力の高さに、焦りじゃないですけど、怖さというか、力任せに投げてしまった」。強心臓の快速右腕でも、デビュー戦の雰囲気は特別だった。
日本から両親、知人ら約10人が応援に駆けつけた中、本来の力を発揮する前にマウンドを譲った。「まあ、こんなもんでしょう」と苦笑する一方で、「まだまだ練習不足、努力不足を感じた。厳しく、ストイックに取り組んでいきたい。マウンドの傾斜にアジャストするのが難しかった」と、反省の言葉を口にした。
初登板でつまずいたとはいえ、うつむくことはなかった。打たれるのも、前へ進むための過程。「悪いところを見つけるのは早いうちの方がいい。これがシーズン終盤のポストシーズンがかかっていたりするところで見つかるよりはいい。まだまだ練習不足、アジャスト不足と感じました」。
開幕から連敗したア軍は競り合いの末、エ軍を振り切って連勝。本拠地の開幕4連戦を、2勝2敗で乗り切った。今後の課題を問われると、しばし考えた後「いっぱい食べて、いっぱい寝て、というくらいかと思います」と笑わせた。前向きな姿勢は失っていない。



