ドジャース残留を決めた黒田博樹投手は23日、スーツに身を包み、落ち着いた口調で胸中を語った。

 -日米の数球団から高い関心を示されたが

 黒田

 日本か米国かの選択ですごく悩んだ。帰るなら(広島)カープが手を挙げてくれる以上は、そこに帰りたいという気持ちを持っていた。そんな中で、米国でもう一度挑戦したいという気持ちが決断につながった。

 -メジャー4年目をドジャースで迎えることを決めたのは

 黒田

 米国でプレーするなら1番に考えていた。このチームでまたプレーオフを味わいたいという気持ちが強かった。

 -複数年契約を選択しなかった

 黒田

 1年で区切った方が思い切って、けがを怖がらずにできる。野球を目いっぱいやるため

 -来季の目標は

 黒田

 世界一を目指す。ことしはけがをせず、球の精度を上げ、好不調の波を少なくできた。自分のイメージに近い投球ができた。2ケタ勝利が最低ライン。

 -日本ハム前監督のヒルマン氏がベンチコーチに就任した

 黒田

 日本の野球を知っている方が身近にいるのは僕にとって大きい