<マーリンズ3-2メッツ>◇20日(日本時間21日)◇マーリンズパーク

 メッツ松坂大輔投手(33)がマーリンズ戦に先発登板し、今季初黒星を喫した。

 1回先頭ファーカルにいきなり右翼越え三塁打を許し、次打者の二ゴロで先制点を許したが、2回以降はたびたび走者を背負いながらも勝負どころでピンチをしのいだ。

 4回には1死から三塁手の頭を越える二塁打を打たれ、次打者の右翼ポール際の打球が最初、本塁打と判定されたが、ビデオ判定でファウルに訂正され、無失点で切り抜けた。だが6回先頭から2連打され1死一、三塁となったところで84球で降板。5回1/3を6安打、1四球、4三振で1失点だった。

 チームは8回に2点を入れ追い上げたが、1点及ばず敗戦。松坂に今季は初黒星が付き、3勝1敗、防御率2・68となった。

 松坂はホームランの判定が翻ったことについて「ポールに当たらなければファウルだと思っていたので、当たらなかった瞬間にファウルだと思ったんですけど、塁審がホームランのコールをしたのでびっくりはしましたけど、覆るだろうと思ってみてました」と話した。