今季途中でインディアンスを退団し帰国した小林雅英投手(35)が1日、独立リーグの群馬ダイヤモンドペガサスに練習参加することが分かった。城南球場(高崎市)で行われる練習に合流し、主力野手相手のシート打撃に登板。来季以降の日本球界復帰を目指し、本格的に始動する。

 7月18日のイ軍退団後は、1人で孤独な練習を続けていた小林。「体調は変わらず順調。(練習の)声を掛けてもらって感謝しています」と、打者相手に投げる久しぶりのマウンドを楽しみにした。今回は元ロッテ2軍マネジャーだった谷口弘典氏が群馬マネジャーを務める縁で実現。群馬もBCリーグの公式戦中で、「打撃投手」では格好の腕試しになると招待した。小林は「(帰国後は)ピッチングはやってないが、強めのキャッチボールは続けてきた。打者相手に感覚をつかみたい」と意気込んだ。