今春のWBC日本戦で先発し、7月にキューバから亡命した最速163キロ左腕アロルディス・チャプマン投手(21)が21日、欧州アンドラへ亡命手続きを完了した。代理人を務めるエドウィン・メヒア氏が発表したもので、同国はフランスとスペインに挟まれた人口約8万4000人の小国。チャプマンは「アンドラは美しい国で、プロ入りへの入団準備をするには理想的な国」とコメントした。現在は大リーグ機構に書類を提出し、FA資格でのメジャー入り許可を待っている。ヤンキースを筆頭にレッドソックス、エンゼルスなどが獲得興味を示しており、早ければ10月上旬の交渉解禁を待っている。