<ワールドシリーズ:フィリーズ4-7ヤンキース>◇第4戦◇1日(日本時間2日)◇シチズンズバンクパーク

 ヤンキース松井秀喜外野手(35)が自身初のワールドチャンピオンまであと1勝と迫った。DHがないため前夜と同じくベンチスタートとなり、4-4で迎えた9回の先頭に代打で出場。リッジの変化球を打って遊飛に倒れた。チームはその後に2死一、三塁のチャンスをつくり、ロドリゲスの決勝適時打などで3点を勝ち越し。最後はリベラが締め、3勝1敗として優勝に王手をかけた。悲願の優勝が目前となった松井は「あと1勝ですけどね。明日そうなるように頑張るだけです」と気持ちを抑えながら話した。